パック料金制の方が良心的?

浮気調査のパック料金制を設定している業者も結構出始めています。

30時間まででいくらとか、50時間まででいくらと上限の時間数を決めていることがほとんどですが、証拠が取れるまで時間無制限という料金設定のところもあるようです。

依頼者にとっては、時間単価が割安となったり、目的達成まで無制限に調査をしてもらえるパック料金の方がありがたいでしょう。

しかし、業者側の立場から考えると、パック料金を設定した場合、手抜きの温床になってしまうことがあります。その理由として、以下の点があげられます。

  1. 上限時間設定がある場合、少しでも早く設定時間を消化しようとしてしまう為、無理やり開始時間を早めたり、終了時間を長引かせたりして、強引に利益率を上げようとする可能性がある。たとえば、18:00から21:00まででよい調査なのに、15:00から23:00までとして、3時間分を消化する。
  2. 1回目の調査で目的が達成された場合でも、初期契約の料金全額を支払うことになる。たとえば、30時間以内30万円で契約すると、10時間の調査で終わっても、30万円の料金を請求されることになる。
  3. 事前に料金が確定している為、調査対象者が警戒したり、やむを得ず尾行に失敗した等と言い訳して、途中で調査を放棄する可能性がある。興信所や探偵社も営利企業だから、利益率を優先する為にあらゆる姑息な手段を取ってくる可能性がある。

基本的に、調査員の人件費は時給ベースであり、そうでなければ、調査員のモチベーションが上がっていかない。依頼者の支払いに上限設定がある場合、調査員に対する経営者側の支払いにも上限が出てくるわけです。経営者側は、なるべく調査員の稼動時間を削って利益率をあげていくことを考えます

時間無制限のパック調査の場合でも、実際には、金額設定と時間料金のバランスを取って、実質的に調査活動ができる上限時間は決まっているのです。たとえば、時間無制限で80万円というパック料金で契約した場合、調査活動ができる時間数はせいぜい65時間程度までとなるはずだ。

この時間を大幅に超えて調査を続けることは実質的に不可能な為、なかなか目的が達成されない案件は、「調査対象者が警戒しているから時間をあけましょう」等という逃げ口上でうやむやにしてしまう場合が多いと思われます。

上記のような理由で、本来ならば、単純に実際に動いた時間数のみで料金計算をしていった方が、業者と依頼者の両者にとってメリットが高いと考えています。しかし、1日の調査時間が長くなった場合は、ご依頼者の方の負担を考慮して、長時間割引料金を設定しています。

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