張り込み中の近隣者からの警戒
住宅街での長時間の張り込みでは、調査員が近隣住人から不審がられることがあります。
プロの調査員は、このような事態にならないよう以下のようなさまざまな工夫を凝らします。
- 定点に長時間留まらず、張り込み位置をこまめに変更する
- 作業服を着用したり、バインダーを所持してスーツを着用する等、作業員や営業マンを装う
- 複数の上着、帽子や眼鏡等を着脱して変装する
- 対象者物件の室内からは完全に死角になり、物件で入り口からも目立たない位置を選択する
- 近隣宅の窓の位置、特に上層階からの視線に注意し、近隣者の視線に入りにくい地点を選択する
- 対象者の外出が乏しく、定点での張り込みが連続7日以上継続するような場合は、所轄交番や有力な近隣者等にあらかじめ事情説明をしておく
- 依頼者の予算が許す場合、対象者物件の監視可能な駐車場や賃貸物件を契約するく
近隣者や警察から質問を受ける場合
それでも、近隣者の目に留まり、居住者から直接質問を受けたり、110番通報を受け警察から職務巣質問を受ける場合もありえます。
探偵行法にて、探偵調査員には秘密保持規定が貸されていますので、万が一、近隣者や警察から質問を受けても、依頼者の秘密を漏洩する事はありません。質門者が一般人の場合、大気中の内装工事業者を装ったり、雑誌等の取材で居住者の帰宅を待っている等、カモフラージュしたストーリーで切り抜けます。
110番通報を受けた警察官による職務質問の場合、警察官は不審者の身元確認と滞在理由の確認の使命を帯びていますので、この場合、調査員は身分証や調査員証等を提示すると同時に、行動調査中である旨を通知します。
警察官の職務質問より、探偵調査員の守秘義務が優先
ただし、依頼者の身元・連絡先や調査対象者氏名・住所等は、探偵業者にも守秘義務がある為、通知しません。警察もこの辺りの事情は分かっていますから、身元確認と滞在理由の確認だけできれば、それ以上、詳細な回答は要求しません。
警察は、事後、不審者の身元確認と滞在理由確認が問題無く完了し、必要以上の恐怖心を抱く必要が無い旨、通報者に連絡します。
上記のような経緯の後は、現場での張り込みが継続可能です。
因みに、110番通報で警察官が現場へ出動してきた場合、調査員はすぐに事情を話し、調査対象者から完全に死角になる地点まで警察官を誘導し、質問に回答しますので、対象者サイドの注意を引かないよう最大限努力します。

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